胆振総合局林務課は、工事費約59億円の災害関連工事23件を制限付き一般競争で、早ければ22日に公告し、5月に入札する予定だ。ほとんどの対象が森林土木Aの単体か地震災害復旧共同体となる見通し。厚真、安平、むかわ3町などの北海道胆振東部地震関連で土留め、水路、暗渠、谷止め、床固め、法切りといった治山工事がメインとなる。
工期は大半が300日前後。概算工事費ごとの件数を見ると、4億円以上が3件、3億―4億円未満と2億―3億円未満が各7件、1億―2億円未満が4件、1億円未満が2件という内訳。3億円以上が10件控えている。
4億円以上を見ると、幌内地区Tその2第2工区災害関連緊急治山で4億7000万円を試算。植生基材吹き付け1万5000m²、法枠1万1600m²、法切り5000m³、暗渠2500m、水路460m、土留め17mを計画している。
139林班その2災害関連緊急治山は4億円を見込み、法切り1万1700m³、法枠4000m²となっている。