アルファコート(札幌市中央区南1条西7丁目1の3、川村裕二社長)が近く着工する仮称・南1西6ホテルは、価値開発(本社・東京)のグループ会社であるフィーノホテルズ(同)が運営者となる。札幌市内2店舗目の「ベストウェスタンホテルフィーノ札幌」として、2020年夏の開業を予定している。
規模はRC造、地下1地上10階、延べ3946m²。宿泊特化型で客室数は145室。幅120cmのベッドを2台並べたシングルダブル20室、ダブル36室、ツイン81室、4人用のフォース7室、バリアフリー対応のハンディキャップルーム1室の内訳とする。設計はアーバンアートが担当。施工は主体、設備一括で日本建設が担う。
建設地は札幌市中央区南1条西6丁目6の1。地下鉄大通駅から近く、交通アクセスが良い。訪日外国人観光客やビジネス客の需要を見込んでいる。建物完成時に賃貸借の正式契約を結ぶ。
18年6月に開業した「ベストウェスタンホテルフィーノ千歳」も、アルファコートの建物をフィーノホテルズが賃借して運営している。
(北海道建設新聞2019年04月10日付2面より)