道建設部が進めている3カ年緊急対策と中小河川緊急治水対策プロジェクトで、河川、砂防、地滑りの箇所別2019年度事業費が判明した。19年度当初予算分で、18年度補正予算は含まない。河川は79カ所で、札幌建管の望月寒川には12億600万円を配分。砂防はソフト事業を含む37カ所(件)で、函館建管が発注する駒ケ岳火山砂防の砂原町工区に4億6000万円が充てられる。
事業費の合計は、河川が156億9300万円、砂防が38億6700万円、急傾斜が2カ所で9400万円となっている。
河川では望月寒川のほか、釧路建管の別保川に7億7100万円を措置。函館建管の厚沢部川と太櫓川、室蘭建管の安平川、稚内建管の頓別川にも5億円以上を投じる。砂防は、室蘭建管の紋別川が3億円、留萌建管の暑寒別川が2億200万円となっている。地滑りは、喜茂別町鈴川2に6400万円を配分する。
(北海道建設新聞2019年4月17日1面より 同日付4面に3カ年緊急対策と治水対策プロジェクトの箇所別事業費を掲載しています)