「街の駅北見」に市が慎重な姿勢 課題検討や情報収集継続

2019年05月12日 12時00分

 北見市は25日に開かれた市議会産業経済常任委員会で、着地型観光推進拠点施設整備の調査、検討結果を報告した。報告では、既存商業施設などとの関係から「慎重にならざるを得ない状況」とし、引き続き課題の検討、情報収集を行うこととした。

 2018年4月に北見商工会議所と北見市観光協会の連名で地域交流拠点施設「街の駅北見」の構想提案書が提出されていた。富良野市のフラノマルシェなども参考に、地元グルメのほか、農産物、海産物も提供・販売できる仮称・街の駅北見を整備し、観光客を市内に呼び込む構想。建設適地は北見ハッカ記念館周辺に設定している。

 これを受け、市では、同年6月に庁内関係部の次長職で構成する「着地型観光推進拠点施設のあり方検討庁内連絡会議」を設置し、道内の道の駅や観光拠点施設の視察調査、要望者へのヒアリングなども通して街の駅北見の実現可能性検討などを進めてきた。

 その結果、交通アクセスや財源確保など、さまざまな課題があるとしたほか、現在市が運営のための公的支援を行っている、中心市街地の商業施設「パラボ」や、一般商業者とのバランスも考慮し、「慎重にならざるを得ない」との考えを示した。

 今後については、費用、採算をはじめとする事業性、官民の役割分担などについて要望団体や関係機関と連携を図りながら、引き続き課題の検討、情報収集を行う見通しだ。

(北海道建設新聞2019年4月27日付4面より)


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