テレワークも可能に 斜里町の産業会館がリニューアル

2019年05月11日 16時00分

開放的なスペースでテレワークができる

 改修を進めていた斜里町の産業会館が、9日にリニューアルオープンした。Wi―Fi環境が整い、研修室の内装も知床世界自然遺産を連想させる色に統一したことで、ゆったりとした空間でテレワークすることが可能となった。利用料は無料で、コーヒーも無料で飲むことができる。

 本町29の8にある同施設は1964年の建設で、規模はRC造、3階、延べ1500㎡。1階には斜里町商工会や観光協会が入っている。完成から50年以上が経過しており、テレワーク施設が町内に少ないことから、新たなビジネス交流の拠点として昨年から改修を進めていた。

 1階の調理室などを会議室や研修室へ、2階の和室を研修室へと改修し、Wi―Fi環境を整えた。知床の自然をイメージできるよう、階段は緑色に、研修室の壁は流氷や海の水色に統一し、利用者の過ごしやすさを重視した。2階には無料のコーヒーサーバーを設置した。

 町の担当者は「出張で訪れる人や町内の事業者が、気軽にビジネス交流できる場になってほしい」と期待を込めている。


関連キーワード: オホーツク 働き方改革

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 北海道水替事業協同組合
  • 日本仮設
  • 東宏

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,410)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (1,350)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,333)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,319)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,040)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。