苫小牧電気工事業協同組合青年部(24人)は11日、苫小牧市内の電気会館で第35回通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、山西寛範氏(山西電気代表取締役)を新部長に選出した。
冒頭、大滝力緒部長は「令和という新しい時代が始まった。新しい委員会も立ち上げたので、本年度も頑張っていこう」とあいさつ。宮城県の石巻電気事業協同組合青年部からの義援金40万円については、被災地での活動に使用するとした。
来賓の長居順一苫小牧電気工事業協同組合理事長は、北海道電気工事業工業組合などの青年部活動が活発化していることに触れ、「若い人たちの意見も反映させながら組合を活性化したい」と期待を述べた。
議事では、業界促進委員会を技術継承委員会と未来創世委員会に分割、交流委員会を交流活性委員会に名称変更することなどを承認。
技術継承委では電気工事業への理解促進を図るため、苫小牧工高電気科2年生を対象にインターンシップ事業などを実施。
未来創世委では電気や業界の認知度向上を目指し、とまこまい港まつりでの催し物開催、交流活性委では同まつりでのかき氷店出店などを決めた。
役員改選後、山西新部長は「重責だが、自分なりにできることを一生懸命、先導していけるようまい進したい」と抱負を述べた。
役員は次の各氏。
▽部長=山西寛範(新)▽副部長=内城隆則(新)、中山卓也(新)、野田泰正▽理事=奥野豪、武田宗務、和泉研児、佐藤嘉彦(新)、寺坂康生(新)、斎藤龍治(新)▽監事=浪江隆大(新)、佐藤慶和(新)