延べ約1万m²、約1300席を完備
KDDIエボルバ(本社・東京)が札幌市白石区東札幌で建設を進めていたコンタクトセンターの「札幌センター Polaris_Sapporo(ポラリスサッポロ)」が27日、竣工した。延べ約1万m²の施設には、執務室席約1300席を完備する。社員カフェテリアや企業主導型保育園を設けるといった、働きやすい職場環境を追求している。
同社はクライアントのニーズに対応するため、電話応対業務をはじめ、ウェブやSNS、電子メールなど複数のチャンネルで顧客対応するコンタクトセンターの新・増設を全国で展開。
札幌市内は賃貸ビルで運営しているが、事業拡張とオペレーターの確保を目的に自社ビル新築を決めた。
新施設は札幌市白石区東札幌2条1丁目104の1の敷地7627m²に建設。
規模はS造、地下1地上3階塔屋1階、延べ1万334m²で、設計施工は竹中工務店が担当した。
建物中央に中庭とテラスに面して執務空間を設けたほか、社員カフェテリアは約300席を備えた。子育てを支援するため定員70人規模の保育園を併設している。
7月下旬に運営を開始する。