現総合庁舎解体は23年7月ごろの着工見込む 旭川市

2019年05月30日 15時00分

 旭川市が進める総合庁舎建て替えで、新庁舎完成後に取り組む現総合庁舎と第3庁舎の解体、2期に分けて整備する駐車場の着工時期が判明した。現総合庁舎解体は2023年7月ごろの着工を見込み、同年度内の完了を想定している。その後、跡地に整備する駐車場の1期工事に取り掛かる予定だ。

 現総合庁舎と市民文化会館の間に新たな総合庁舎を建設するもので、規模はS造、地下1地上9階、延べ2万4598m²、本体工事費118億7200万円を含む総事業費は137億3090万円を試算。20年4月ごろの着工、23年1月の供用開始を目指している。

 供用開始後に解体する現総合庁舎はRC造、地下1地上9階塔屋4階、延べ1万2276m²の規模。解体工事費には4億5000万円程度を見積もる。

 跡地に整備する来庁者用駐車場の1期工事は、139台分の来庁者用駐車場と約100台の駐輪スペース、車寄せなどを配置する計画で、整備面積は6000m²程度。概算事業費は2億5950万円を試算し、24年度初めごろの着工と年度内完成というスケジュールを描いている。

 現在、土木部や建築部などが入る第3庁舎(RC造、地下1地上4階、延べ6043m²)の解体は24年度中ごろに着手し、25年度初めに完了させる見通し。その後、第3庁舎跡地では来庁者用駐車場2期工事に入り、25年度末に完成させる考えで、これにより一連の建て替え事業を終わらせる方針だ。

 概算事業費は第3庁舎解体が2億2000万円、来庁者用駐車場2期が2億620万円。駐車場2期は約7000m²に公用車用を含む228台を配置する。


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