あなたの1票で決まります―。空知総合局は、日本遺産に認定された「炭鉄港」のロゴマークを決定するための投票を24日から開始した。候補は3種類で、空知管内の役所など計102カ所で6月23日まで受け付け、7月上旬に決定する。
空知、後志、胆振管内の13自治体などが取り組んでいる「炭鉄港」は、空知の石炭、室蘭の鉄鋼、小樽の港湾、それらをつなぐ鉄道を舞台に繰り広げられた産業革命の物語。日本遺産認定を目指してきた炭鉄港推進協議会は、この取り組みを「本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命『炭鉄港』」と題して文化庁に申請。今月20日に日本遺産に認定された。
ロゴマークは炭鉄港の普及とイメージ定着を図るために決定するもの。炭鉱や鉄道、港などをイメージする3案を提示しており、空知、後志、胆振の各総合局をはじめ、空知管内や小樽、室蘭などの役所や関連施設など計102カ所で投票を受け付ける。空知総合局のホームページからインターネット投票することも可能だ。
7月上旬にも開かれる炭鉄港推進協議会で決める見通しで、関連イベントやグッズなどでの使用を予定している。
(北海道建設新聞2019年5月29日付12面より。)
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