道北造園建設業協会(奥野泰隆会長)と上川地方造園業組合(和泉建敬理事長)の青年部「緑青会」がこのほど発足した。部長には翠光園(本社・旭川)の田畠亮一氏が就任。親会である協会と組合が取り組んできた花フェスタ旭川の会場設営を引き継ぐとともに、担い手確保に向けたインターンシップなども実施していきたい考えだ。
緑青会は2001年に一度発足したが、会員の本業が多忙のため、十分な活動ができないまま休会状態となっていた。「造園業界を担う人材育成は急務で、知識や技能を継承していくためにはしっかりとした受け皿が必要」(奥野会長)との考えから、青年部を再度立ち上げることを決め、5月14日に設立総会を開催した。
会員資格は50歳未満で、16人が参加。活動内容は花フェスタ旭川の会場設営以外は決まっていないが、田畠部長は「見聞を深めるため、全国の公園や庭園を回る研修会の開催やインターンシップの実施を前向きに考えていきたい」と話している。
役員は次の各氏。(カッコ内は所属会社)
▽部長=田畠亮一(翠光園)▽副部長=和泉信吾(グリーン造園)▽幹事=高村栄一(大芝)、奥野大輔(緑建産業)▽監査=和泉裕則(いずみガーデン)▽会計=池生敬之(ホッカイコーポレーション)▽相談役=奥野泰隆(緑建産業)、和泉建敬(グリーン造園)