札幌市は地下鉄中島公園駅周辺まちづくりの基本構想について、駅を中心に半径400㍍を対象に策定する方針だ。地区全体のほか、周辺の地区特性に合わせ、エリアごとに方向性を示すことを検討する。
27日の議案審査特別委員会で小田昌博氏(自民党)の質問に、稲垣幸直都心まちづくり推進室長が答えた。
中島公園駅周辺[MAP↗]は、2025年度までに市のMICE施設を建設する計画があり、駅周辺は来訪者を広く受け入れ、にぎわいを創出する先導街区として整備する方針だ。
実現に向け、秋元克広市長が2定議会の肉付け補正案に基本構想の検討費を計上。予算が認められれば、具体的な検討に入る。
対象地域は駅から徒歩5分圏内を想定。先導街区や駅前通、鴨々川、周辺の低未利用地など特性を踏まえた方向性を出す考えだ。