北見振興公社(北見市桜町2丁目9の1、浅野目浩美理事長)は、市から旧ふるさと銀河線跡地の一部を買い取り、宅地造成する。4日閉会予定の定例市議会で土地の売却が承認されれば、8月中に現地測量と実施設計を一括で指名競争入札する見通し。造成工事は2020年度初めに指名競争で入札する予定で、5月上旬の着工、同年秋の工事完了を目指している。
対象となるのは中ノ島町1丁目から常盤町6丁目までの計2万6629m²で、売却額は1億610万円。
現在、一部は駐車場として利用されているものの、多くは手付かずの草地となっている。また、周辺は宅地化されているが、同線跡地により東西に分断されており、課題となっていた。
8月の現地測量と実施設計の入札に向け、同月中に市内業者を指名する見通しで、19年度内に完了させる予定。
宅地の区画数や1区画当たりの面積、宅地内の道路などの詳細については設計を通して決める。また、並行して工事の具体的な入札方法についても19年度内に決定する方針だ。