未来を担う ワカモノの思い…

未来を担うワカモノの思い 北海道ティーシー生コン 米田弘樹さん

2019年07月01日 09時00分

リーダーとして日々奮闘

米田弘樹(よねた ひろき)さん

 札幌円山球場で2009年に開かれた第91回全国高校野球選手権の南北海道大会準決勝、札幌第一に4対6で敗れた。悔しさの後に沸いてきたのは、日々のつらい練習から逃れられる開放感だった。

 函館工業高の4番サード。3歳上の兄の影響で小学2年生から野球を始め、中学はシニアリーグでキャッチャーとして活躍した。高校3年まで野球漬けの毎日だった。

 敗退後、高校生活最後の夏休みは残り1週間ほど。クラスメートのように、はじけた夏を過ごそうと楽しみにしていた矢先、盲腸になる。思い描いていた夢は、病院のベッドの上で線香花火のように静かに終わった。

 当時はリーマンショック直後で、就職氷河期の真っただ中。地元志向が強く、縁あって函館小野田レミコン(現・北海道ティーシー生コン)に就職できた。始めは森町のプラントに務め、高速道路の橋梁工事に従事。その後、北海道新幹線関連で知内、木古内で働いた。

 生コン出荷の関係から、木古内町で建設中の札苅トンネル上部に立つ機会があった。新青森側を望んだとき、目下に広がるレールはどこまでも延々と伸び、蜃気楼(しんきろう)から空へ飛んで行けそうな様子だった。あのときの幻想的な光景は今も忘れない。

 現在は札幌工場の生産課試験係主任で、若手スタッフのリーダーとして日々奮闘。3年前にコンクリート主任技士を取得し、今後は「コンクリート診断士を目標にしたい」と意欲を示す。

 1991年5月23日生まれの28歳、鹿部町出身。


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