頑張る姿で社内に活気 ベトナム人実習生が堀口組で活躍中

2019年06月30日 12時00分

 若い人が入ってきて社内に活気が出てきた―。堀口組(本社・留萌)は、人手不足を補うとともに国際貢献の一環としてベトナム人実習生8人を採用している。8人は留萌開建発注の「233号留萌市留萌道路維持除雪ほか」の現場で活躍中。道路やガードケーブル補修などを手掛け、最前線で汗を流している。

実習生の仕事と私生活をサポートする小野技術員(右)と伊原課長

 ベトナム人実習生は2017年4月に1期生4人、18年8月に2期生4人が来日。日本の言葉や文化などを学ぶ法定講習を1カ月程度受けた後、同社で働いている。

 現場代理人の小野実鶴技術員が安全教育を担い、ボディーランゲージやスマートフォンアプリ、写真を使って作業内容を伝え、総務部労務課の伊原秀明課長が私生活をサポートしている。

 小野技術員は「彼らは率先して作業してくれる」と話し、伊原課長は「頑張る姿に社員が引っ張られている面もある」と実習生の働きを高く評価する。

 同社では11月に新たな実習生4人を採用するほか、20年2月には高度な知識を持った建設技術者2人を迎える。

 伊原課長は技術者の2人には「ゆくゆくは現場管理を任せられれば」と大きな期待を寄せる。

休日は宿舎でカラオケなどを楽しむ

 現在、現場で活躍中のベトナム人実習生の1期生はファム・ヴ・ヤンさん(27)、グエン・チー・ヒエンさん(26)、グエン・タン・タイさん(24)、グエン・ユイ・フーンさん(28)。2期生はトウ・タン・ビエンさん(26)、グエン・ユイ・バンさん(25)、ラム・ミー・ティエンさん(20)、カオ・クォック・タンさん(19)。

 作業繁忙期のため、27日までの約1カ月間は夜勤で、午後8時から午前6時まで勤務。その後は午前7時から午後5時までの労働時間となり8人中6人が別の現場へ移動する。

 実習生は「日本人から技術を学ぶことが楽しい」「雪仕事は足が冷たい」「さっぽろ雪まつりが楽しかった」など、公私ともに充実していると笑顔を見せる。

 休日は留萌川で釣ったウグイやカレイを調理し、宿舎でカラオケも楽しむ。

 文化の違いからか以前「宿舎食堂の窓近くで炭をたかれたときは驚いた」と、伊原課長は当時を思い出し笑った。

(北海道建設新聞2019年6月17日付13面より)

北海道建設新聞では、2019年6月22日付けで安全特集号第1部を発行しています。その中の3面では「本道でも進む外国人材の活用」と題し、言葉や文化の壁を超えて実習生の安全を確保する工夫や、実際に実習生を活用している企業の声などを紹介しています。本紙購読について、詳しくはこちら


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