留萌市は2019年度から3カ年で修繕する、留萌橋の総事業費に3億2000万円を試算している。19年度は橋面防水などを施す計画で、30日に市内限定型一般競争で入札する。
留萌橋の修繕は、橋梁長寿命化計画に基づいて行う。橋長が83・6m、幅員が23・8m、1径間コンクリート床版のローゼ橋。木材やセメントの輸送など港湾物流の効率化を図るため、1991年に元町5丁目に架設した。現在は、塩害によるさびや防食機能の劣化が確認されている。
19年度は橋面防水1490m²や車道部の舗装打ち換え908m²などを計画し、事業費に5500万円を見込んでいる。20年度は断面補修と桁の塗り替えに1億2500万円を充て、21年度はアーチ部分の塗り替えに1億4000万円を投じる予定だ。設計はアサヒ建設コンサルタントが担当した。