旧キリンビール園の解体に100㌧級大型解体機を導入

2019年07月11日 12時00分

余裕のある能力で安全作業を確保

 本間解体工業(本社・札幌)はこのほど、コベルコ建機の大型建物解体専用機「SK1000DLC」を導入した。初の現場は、鴻池組が積水ハウスから請け負っている札幌市内の仮称・中島公園計画に伴う既存建物解体で、7月下旬の稼働を予定している。

 SK1000DLCは、100㌧級の超大型建物解体専用機。作業高さを保ちつつ、より大型のアタッチメントを装着できる機械だ。高さ約40mのGD超ロングから高強度コンクリートを力強く破砕するセパレートブームまで、アタッチメントは現場に合わせて4種類を用意する。

 本間解体工業は、環境性と安全性から同機を選択した。エンジンは380㌔㍗の高出力を生み出しながら、オフロード法2011年基準に適合し、国土交通省の低騒音型建設機械の基準値もクリアする。余裕あるパワーは工程面でメリットとなり、安全作業につながると考える。

 6月末に納車。散水装置などの付属品を装備し、本稼働は7月下旬を予定している。

 建物[MAP↗]はグランドキャバレーのミカドとして1974年に営業を開始し、95年12月からはキリンビール園本館中島公園店として営業していた。

 市内中心部に位置しているため、作業スペースが限られる。さらに1―2階の一部が吹き抜けとなっていて、建物のバランスが崩れやすいなど作業には細心の注意が必要だ。「その点、大きい機械なら安定して作業できる」(同社)といい、余裕のある能力で最大限の安全作業に努める意向だ。


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