函館駅前東地区再開発の準備組合が設立

2019年07月22日 07時00分

 ことし1月末に閉店した棒二森屋店跡地の市街地再開発が動きだす。19日、関係権利者らが函館駅前東地区市街地再開発準備組合を設立した。事業協力者は秋ごろ選定する方針だ。理事長には元函館ロープウェイ社長の西野鷹志氏を選出した。

 跡地[MAP↗]活用では、函館駅前東地区まちづくり協議会として9回の会合を重ねマンション、ホテル、商業などの複合施設を整備する構想を示した。これを受けて都市計画法に基づく市街地再開発事業で推進する方針を掲げ、準備組合に移行する。

 函館経済センターで開いた設立総会には関係権利者19人が出席。事業計画として、市街地再開発事業に関する調査・研究や市街地再開発の推進を掲げた。

 事業協力者の選定方法などは今後詰める。計画の進ちょくなどを地域住民に周知する「まちづくりニュース」発行などの広報活動も展開する。

 副理事長には函館都心商店街振興組合理事長の渡辺良三氏を選任。事業協力者が決定するまでの事務局はイオンモール、西松建設、ユーデーコンサルタンツの3社が担う。

 初の理事会は8月6日を予定している。


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