大和リース(本社・大阪)が北海道立産業共進会場跡地で建設を進めてきた複合商業施設「ブランチ札幌月寒」が、19日に一部先行オープンした。7棟の施設で予定するテナント計37店舗のうち、児童デイサービスや飲食、体操教室など10店舗が開店。施設中央には約1万3000m²の回廊型公園を設け、地域コミュニティーを育む拠点としての機能を備える。グランドオープンは10月を予定している。
札幌市豊平区月寒東3条11丁目1の24[MAP↗]の敷地4万4173m²に、同社が全国展開する複合商業施設ブランドの「ブランチ」を建設。施設は7棟(計延べ1万5300m²)で構成し、スーパーマーケットや物販販売店舗、クリニックモールなどを設置する。

公園を囲うように店舗が並んでいる
先行オープンしたのはスターバックスコーヒーの店舗や、じゅんのめ保育園、ジュンスポーツクラブ、ベーカリーの「BAKERY Coneru(ベーカリーコネル)」、ドコモとソフトバンクの携帯ショップなど10店舗。飲食店が入る施設は、中央にある公園を囲うように木道でつなげ、自然を感じることができる配置になっている。
大和リース札幌支店では「保育や健康増進の機能も取り入れている。子育てや健康に役立ててもらえれば」とPRしている。