研修生7人が訓練 苫小牧地域職訓センターの若者人材育成

2019年07月22日 15時00分

 苫小牧地域職業訓練センター[MAP↗]運営協会が実施している若者人材育成事業で、建設業への就職を希望する研修生7人が訓練に励んでいる。小型クレーンや玉掛け、アーク溶接など11種類の資格取得を目指した講習と、大工など基本実技実習に取り組む。9月からは市内の企業で業務研修を受ける予定だ。

 苫小牧市から委託された同事業は、2019年度で5年目。建設業への若年入職希望者を発掘し、建設職種の基本的な実技技能研修や作業現場見学などを通して、業界への理解を深めてもらう。就労意欲が旺盛な若者を建設関連企業に送り出し、職場定着を図ることが目的だ。

 事業開始時は建設業と介護業の2コースで構成し、15年度は計8人、16年度は計9人が参加。その後、建設業コースのみとなり、17年度は9人、18年度は7人が研修を受けた。

資格取得へ熱心に指導を受けている

 19年度は20歳から38歳までの男女7人が、6月3日―20年1月31日の日程で受講している。

 7月上旬に実施された小型クレーン講習では、クレーンにつられた荷物の横揺れ、縦揺れの効果的な抑え方などを熱心に学んでいた。

 最年少の荒井拓哉さん(20)は「体力、体を使う仕事だと思った」と話し、「日本文化が好きなので、取得した資格を生かして興味を持っている造園業に進みたい」と抱負を語る。

 研修生で女性は1人。工藤安珠さん(26)は「高校は建築科に所属していた。基礎がさびないうちにもう一度やってみたい」と参加した。将来は「鉄骨とびになりたい」と真摯に学んでいる。

 同運営協会は「この事業により、研修生はスキルアップし、事前に見学した上で就職先を決めることができる。企業にとっては資格を取得した実践的な人材を確保でき、お互いにメリットがある」と話す。

 課題となっている雇用のミスマッチ防止につながり、早期離職者が少ないという。(苫小牧)


関連キーワード: フレッシュ 人材確保 人材育成

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

地番や用途地域がわかるe-kensinマップにはヒグマ出没情報や不審者出没情報も地図上で確認することができます。
  • 川崎建設
  • web企画
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

札幌駅の新幹線ホームイメージ 札幌市が公表
2019年09月21日 (4,519)
札幌・南2西3南西地区再開発 23年4月開業へ工事着手
2019年10月02日 (2,403)
上空をデッキで接続検討 北5東1街区と北5西1・2
2019年10月01日 (2,241)
地下鉄南北線さっぽろ駅にホーム増設
2019年10月12日 (1,726)
カレスサッポロ 札幌・北4西18の複合施設に着工
2019年10月07日 (1,678)

連載・特集

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第168回は「カロリーと肥満」。同じ カロリーでも、たんぱく質を多く含む 食べ物は肥満になりにくいです。

連載 深掘り

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。