北見市は、カーリングホール新築を主体、電気、空調、機械、木製建具・家具の5分割で10月上旬にも指名競争で入札する。共同体を参加条件とするかなど具体的な内容については検討中だが、9月上旬には指名通知に向けた準備を本格化させる見通し。10月中旬開催予定の定例市議会で承認を得た後、速やかに着工し、2020年8月までの完成を目指す考えだ。
北見自治区には、初心者向け講習会や、地域の大会などを行っている河西建設カーリングホールがあるが、老朽化が進行。加えて、競技への注目度が高まったこともあり、新たなカーリング場整備を求める声が強くなっていた。市は、今回建設するカーリングホールを河西建設カーリングホールの後継施設として考えており、客席などは設けない。
建設地は柏陽町の北見ハイテクパーク内で北見工大社会連携推進センターなどに隣接する市有地[MAP↗]。敷地面積は5300m²。規模はS造、平屋、延べ1750m²。通年型で3シートを設ける。基本・実施設計は山下設計・清和設計共同体が担当しており、9月上旬に完了する見通し。
事業費は主体が5億5000万円、電気が1億2000万円、空調が1億円、機械が1億9000万円、木製建具・家具が300万円と試算している。