未来を担う ワカモノの思い…

未来を担うワカモノの思い ハラダ工業 笹田雅大さん

2019年07月26日 09時00分

多能工を目指し日々精進

笹田雅大(ささだ まさひろ)さん

 現場も事務もこなせる多能工を目指したい―。砕石事業者として地域に骨材を供給する、ハラダ工業(本社・留萌)に2012年入社した。供給量を増やすため、砕石の状態把握やデータ収集など生産拡大を常に意識する。

 入社後の配属先は沼田町の幌新砕石事業所で、2年間勤務。その後、札幌砕石事業所で3年間、17年から留萌大和田砕石事業所で働いている。

 「一番大変だったのは札幌砕石事業所。忙しくて体重は減ったが、時間の使い方や必要な知識を身に付けることができた。この3年間があったからこそ、今がある」と振り返る。

 現在はプラント運転を任され、コンクリート用砕石や路盤材の生産に力を注ぐ。「自社で生産した砕石が使われている現場を見るとうれしい。妻に話すこともある」という。

 「トラブルを起こさずに一日でどれだけ生産できるか、少しでも多く作りたいと考えているが、何かあったときは勇気を持って止めたい」と、生産拡大と効率化を求めつつ安全最優先の考えを強調する。

 バックホーの運転や事務も手掛ける。「まだまだ勉強中」と話すが、あらゆる仕事を学び多能工を目指す決意だ。

 1988年4月3日生まれの31歳。妻と1歳2カ月の娘がいる。「仕事から帰ってきて、娘が手を上げながら走って迎えに来てくれるのを見ると、疲れが吹き飛ぶ」と笑顔を見せる。


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