100人が祈り捧げる 厚真町吉野地区の災復現場内で供養会

2019年07月29日 15時00分

 北海道胆振東部地震による土砂崩れで、19人が亡くなった厚真町吉野地区で25日、供養会が開かれた。幌村建設・遠藤組共同体が請け負う、厚真吉野災害関連緊急急傾斜地1工区の現場内に、吉野地区の復旧工事に携わる関係者、発注者、遺族ら計100人が集まり、犠牲者に祈りをささげた。

 法光寺(えりも町)の住職、佐野俊也氏が代表を務めるカフェ・デ・モンクえりもが主催。同団体は厚真町のボランティアサークルなどとの傾聴活動を通し、被災者の精神的ケアに当たっている。

 供養会は、幌村建設が発案し、室蘭建管と胆振総合局林務課発注の吉野地区災害復旧工事を担っている8現場の関係者に提案。同団体が発注者と遺族に声を掛け、実現した。

工事関係者らが犠牲者へ祈りをささげた

 参加者一人一人が焼香し、犠牲者を弔った後、佐野代表は「皆さんは命も財産も思い出も失い、心を傷めながら暮らしている。この場所でのお勤めは、複雑な思いがあるのではないか」と言葉を掛けた。

 その上で、「危険と隣り合わせで従事されていると思う。互いに助け合い、どうか安全に工事を終えてほしい」と関係者の無事を願った。

 幌村建設の幌村司社長は「人々が暮らしていた場所で仕事をしている。安全祈願も既に実施しているが、工事関係者の心を平穏に保つためにも供養会を行って良かった」と話した。(苫小牧)


関連キーワード: 災害 胆振 胆振東部地震

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

航空写真や建設予定地の位置情報などを重ねて表示できる地図ベースの情報サービスです。
  • オノデラ
  • 北海道水替事業協同組合
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

札幌駅南口再開発が始動 北4西3に超高層複合ビル 
2019年05月24日 (2,096)
新さっぽろ駅周辺地区 G・I街区の開発始まる
2019年08月08日 (1,964)
札幌都心部でホテルの建設加速 19年上半期に9件
2019年07月30日 (1,496)
きのとや、札幌・清田に新店舗 完成は11月中旬
2019年06月08日 (1,472)
カレスが札幌・北6東3に医療センター 21年10月に着工
2019年08月01日 (1,303)

連載・特集

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第166回は「北海道マラソン」。渇きを感じる前にこまめな給水をし、完走を確実に目指しましょう。

連載 深掘り

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。