KDDIエボルバ(本社・東京)は26日、6月に札幌市白石区東札幌で竣工したコンタクトセンター「札幌センター Polaris_Sapporo(ポラリスサッポロ)」の開所式を開いた。社員カフェテリアや企業主導型保育園など、子育て世代の人が働きやすい環境を整えた次世代型のコールセンター。中沢雅己社長は「自分の子どもに入社を勧められるようなセンターを目指したい」と意気込んでいる。
札幌市白石区東札幌2条1丁目104の1[MAP↗]の敷地7627m²を日本通運から賃借し、自社ビルを建設。S造、地下1地上3階塔屋1階、延べ1万334m²の規模で、竹中工務店の設計施工により2018年5月に着工、翌年6月に完成した。自社ビルでのコンタクトセンターは山形県に次いで2例目となる。
26日、報道陣にビル内を公開。施設中央には吹き抜けの中庭を配置し自然を感じることができるほか、各業務フロアにはガラス張りで仕切られ、開放的な空間を演出。施設内の至るところにカウンターやソファを備えるなどコミュニケーションできる場を設けている。
開所式で中沢社長は「保育園や食堂など社員のやる気が出る施設になっている」とし、北海道を代表するセンターを目指すとした。