震災復旧で総額5割増に 日胆管内土木3官庁6月末工事実績

2019年07月30日 15時00分

 胆振・日高管内主要土木3官庁(室蘭開建、室蘭建管、胆振総合局・日高振興局両農村)2019年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。受注総額は、前年度同期比53%増の499億5086万円。首位は34億円余りを獲得した岩倉建設となった。10億円を上回る業者は前年度同期から9者増の14者。北海道胆振東部地震に伴う緊急、復旧工事による発注増加の影響が色濃く出た。

 税抜きの落札額を基に集計した。18年度に発注したゼロ国債、ゼロ道債、翌債、繰り越しなどは全額、多年度国債は19年度支払い分を計上。共同体受注は出資比率に応じて配分した。本社所在地が札幌市でも管内に本店を置く企業は、管内業者にカウントしている。

 受注額を発注機関別に見ると、開建は29%増の305億2780万円、建管は2・6倍の168億6297万円、胆振・日高両農村の合計は1.6%増となる25億6010万円。

 業者所在地別の動向を見ると、管内業者は58%増の356億6595万円、道内管外業者は57.7%増の96億5018万円、道外業者は17.1%増の46億3474万円といずれも受注額が増加。

 受注シェアは管内業者が71.4%で2.2ポイント増加、道内管外は0.6ポイント増の19.3%と伸ばし、道外は2.8ポイント減の9.3%に縮小した。

 受注業者の実数は、管内が7者減の107者、道内管外が18者増の56者、道外が2者増の22者で計185者。1億円以上の受注は21者増となる81者で、うち管内業者は13者減少の52者となっている。

 首位の岩倉建設は、室蘭開建発注の平取ダム堤体建設第2期の19年度支払い分をはじめ、13件の工事を射止めた。2位の宮坂建設工業は、開建発注の日高自動車道新冠町大狩部トンネルの19年度支払い分、胆振東部地震の災害復旧や主要事業工事で計4件を受注した。

 3位の北紘建設は、開建発注の胆振東部地震復旧工事をメインに積み重ね順位を伸ばしている。

 2019年7月30日付けの北海道建設新聞11面では、日胆管内土木3官庁業者別受注実績の上位20者までの表を掲載しています。

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