タイから技能実習生 北広島の北駿建設が受け入れ

2019年08月08日 18時00分

 北駿建設(本社・北広島)は、7月16日からタイ人の技能実習生3人を受け入れている。同社にとって初めての取り組み。3人は北広島市発注の市道東1号線道路改良・東1号線雨水管渠布設で、型枠の作成や資機材の運搬などに携わっている。市内のアパートで衣食住を共にし、故郷の家族のために一人前になることを目指している。

 親会社のシイナ重建(本社・長沼)が2017年からタイ人実習生を受け入れていることを踏まえ、同社でも実践。18年11月に側瀬邦彦社長が現地へ赴き採用を決めた。

側瀬社長と話す実習生3人

 入社したのは、プラッチャヤーシティクン・ナッタポンさん(38)、トーンラヤー・デーチャーさん(36)、ピモンノーク・シッテイチャイさん(34)。「真面目で礼儀正しい。あいさつもしっかりとする青年たちだ」

 普段はニックネームで呼んでいて、言葉の壁は携帯型電子翻訳機を使って乗り越えている。

 3人が暮らすアパートは会社が準備し家電もそろえた。また、通勤や買い物に困らないよう自転車も用意しサポートを怠らない。アパートには3人1部屋で暮らし、タイ料理のグリーンカレーを作るなど自炊生活を送っている。

 仕事は、まだ先輩の手伝いや簡単な作業しかできないが、将来的には型枠工として一人前になれるよう各種資格の取得を目指す。

 3人に目標を聞くと、ナッタポンさんは「頑張ってお金をためたい」、シッテイチャイさんは「早く仕事を覚えたい」、デーチャーさんは「家族のためにしっかり働くこと」と語る。

 側瀬社長は「3人には故郷に家族が居て仕送りをしなければならない。会社としても経営を考えると利益は必要。決して稼ぐことだけが目的ではないが、お互いの考えは同じ」とみる。

 初めての取り組みだが、仕事の教え方や生活面の支援に国籍は関係ないとし、10月には2期生を面接するためタイに行く予定だ。

 


関連キーワード: 人材育成

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

株式会社クリエイター
  • オノデラ
  • 古垣建設
  • web企画

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

道内建設会社 毎週5社のペースで消える
2020年08月31日 (8,907)
工事が順調に進展 仮称・苫小牧中央インター線
2020年06月16日 (2,183)
現場の風景 旭川市総合庁舎建て替えと工高生
2020年09月04日 (1,477)
日ハムBP起工式 大林組・岩田地崎JV竹中所長の思い
2020年04月14日 (1,406)
首位は戸田建設 4―6月のゼネコン道内受注高
2020年08月18日 (1,128)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第191回は「じゃがいも」。秋の味覚です。カロリーはご飯の半分、ビタミン豊富で意外にもバランス良く栄養補給できます。

連載 会社探訪記

会社探訪記
地域に根差した企業を不定期で紹介します。

連載 深掘り

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。