幕別町は、2021年度から5カ年で公住あかしや南団地の現地建て替えを進める計画だ。現状のRC造、4階建ての112戸をRC造、2階建ての約80戸に再編。既存住棟の解体も含めた総事業費は約24億円を見込む。20年度は基本・実施設計と外構設計に取り組む予定で、これらの委託費は4160万円と試算している。
札内あかしや町43の8[MAP↗]ほかに位置する同団地は1976―81年度に整備。3DK96戸と3LDK16戸で構成し、16戸建てが4棟、24戸建てが2棟の計6棟となっている。いずれも建設から約40年が経過して老朽化が進んでいた。
再編後の棟数は5棟を想定。上階からの騒音対策などの観点から、引き続きRC造とする。戸数や間取り、面積は設計の中で固めるが、現時点の見込みでは2LDKを主体とし、一部に3LDKを取り入れる方針。
21年度以降は、既存住棟を解体しながら、毎年度1棟ずつ建設していく見通し。設計・工事費には、社会資本整備総合交付金を活用する考えだ。