新千歳空港国際線ビル増築部 旅客取り扱いがスタート

2019年09月02日 18時00分

 新千歳空港ターミナルビルディング(本社・千歳)は8月30日、新千歳空港国際線ターミナルビル増築部のうち、旅客取り扱い部を供用開始した。記念セレモニーでは阿部直志社長をはじめとする関係者が鏡開きをし、北海道の新たな玄関口が完成したことを喜んだ。

 外国人観光客の増加に対応するため、2017年11月に着工した。事業費は約650億円。チェックインカウンターや保安検査レーン増設など最新機器を導入し、利用者の混雑緩和を図る。

 商業施設は面積を既存の2倍となる約4600m²に拡張し、現在より10店舗多い25店舗を設置。北海道だけでなく日本の文化を感じられる商品構成とする。

施設の幕開けを祝った

 セレモニーで阿部社長は「9月のラグビーワールドカップや来年のオリンピックなど今後も需要を見込む」と述べたほか、空港機能に関し「新たな交流やにぎわい創出を通して北海道の発展になれば」と話した。

 国際線ターミナルビルでは今後、11月に多目的ホール、20年1月にホテル開業を予定している。


関連キーワード: 空港

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

  • 古垣建設
  • 東宏
  • web企画

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (3,219)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,511)
交通体系整備を考える会、札幌外周高速道を構想
2023年06月20日 (1,429)
ヒトデ由来成分でカラス対策 建設業界に鳥類忌避塗料...
2019年06月28日 (1,379)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,354)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。