道内は4区間136km 高速道4車線化の優先整備区間

2019年09月08日 15時00分

 国土交通省は、高速道路における安全・安心基本計画案をまとめた。おおむね10―15年間で有料区間にある暫定2車線区間を半減することを目標とし、特に課題の大きな延長約880㌔を優先整備区間に選定。道内では暫定2車線区間のうち道央道八雲―国縫間、伊達―登別室蘭間、和寒―士別剣淵間、道東道千歳恵庭―十勝清水間の合計約136㌔を対象に4車線化を見込んでいる。

 先行して解消すべき暫定2車線区間は、有料で供用している対面通行の暫定2車線区間約1600㌔から抽出。道内は道央道八雲―国縫間の約17㌔、伊達―登別室蘭間の約18㌔、和寒―士別剣淵間の約14㌔、道東道千歳恵庭―十勝清水間の約87㌔が暫定2車線の優先整備区間に選定された。

 コスト縮減や事業手法を検討しつつ調査設計を進め、財源確保の状況を踏まえながら順次事業化していく方向だ。

 4車線化の完了までは時間がかかるため、対面通行区間の当面の緊急対策としてワイヤロープ設置を推進。土工部を対象に、全国で2023年度内、高速道路会社の管理区間では21年度内に設置をおおむね終わらせる。

 自動運転の道路空間づくりやトラック隊列走行を効率化する物流拠点の整備も盛り込む。事故多発地点での集中対策にも取り組み、死傷事故率が平均の2倍以上の約300カ所で薄層舗装など安全対策を施す。

 逆走対策では、民間企業から公募した新技術を活用して29年までに重大事故をゼロにする目標を設定。災害時にもネットワーク機能を確保するため法面対策や耐震補強、休憩施設の計画的な防災機能強化なども推進する。

(北海道建設新聞2019年9月6日付1面より)


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