かんぽの宿小樽 売却含め利活用を検討

2019年09月25日 07時00分

 日本郵政(東京都千代田区大手町2丁目3の1、長門正貢社長)は、小樽市朝里川温泉のかんぽの宿・小樽[MAP↗]について、売却も含めた利活用を検討する考えだ。施設の老朽化による改修コスト増が原因。2020年3月末で営業を終了する。

 施設(RC造、4階、延べ5840m²)は1959年11月に開設。ホテルの客室数は21室でレストラン、宴会場、露天風呂付き大浴場のほか、60人まで対応の会議室を完備。敷地内には屋外テニスコートを設け、駐車場は50台収容できる。

 12年4月からはホテルに住宅型有料老人ホームかぜーる小樽(個室34室)を併設している。閉鎖に向けては入居者に転居を依頼済み。残る3室の転居が完了次第、閉鎖する予定だ。

 所在地は、札樽自動車道朝里ICから車で約5分の小樽市朝里川温泉2丁目2の670の敷地面積約2万2400m²。土地と建物の方針は未定だが、売却の場合は自治体への利活用や民間事業者に公募して入札することなどが考えられるという。

 日本郵政は24日、全国に保有している保養宿泊施設「かんぽの宿」のうち、小樽を含む3施設の営業終了を発表した。


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