帯広市が川西・稲田西2線を拡幅 20年度着工目指す

2019年10月04日 15時00分

 帯広市は、市道川西・稲田西2線拡幅の2020年度着工を目指している。学園通との交点[MAP↗]から帯広広尾自動車道帯広川西ICまでの事業延長約2・6㌔を2期に分けて進める計画となっており、第1期の1・7㌔整備には10億円を投じる。事業費には社会資本整備総合交付金を活用する見込みで、初弾工では学園通側の100mを整備する予定だ。

 川西・稲田西2線は主要幹線道路である弥生新道の南側、帯広畜産大と帯広農高の間に位置し、現況幅員は10・9mとなっている。帯広広尾自動車道の帯広川西ICへつながるルートの一つだが、幅員が狭く、凍上などの影響で舗装の損傷が激しいことから、拡幅を決めた。また、同路線を通行しやすくすることで、帯広川西ICを利用する車両で混雑する236号の混雑解消も図る。

 工事は2期に分ける考えで、1期目は15年度から設計や用地取得を進めている。拡幅改良後の幅員は、車道6・5m、路肩両側1・25m、歩道は農高側が3・5m、畜産大側が自転車道も含め5・5mという全幅18mを想定。畜産大より南側の区間の歩道は、同大側を3・5mとし、農高側には設置しない。断面は路盤85cm厚、舗装15cm厚で計画している。

 初弾工は用地取得の状況や交付金の見込みから、100mの施工を予定。2期目は1期目の進ちょく状況を見ながら設計に取り掛かる。


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