赤れんが庁舎改修 竹中など3者のコンソーシアムが落札

2019年10月09日 07時00分

 道建設部建築局は8日、WTO政府調達協定対象である道庁赤れんが庁舎改修の開札結果を公表した。竹中工務店を代表者とし、久米設計、岩田地崎建設の3者で構成するコンソーシアムが落札。税抜きの落札額は38億円だった。

3年余りの大規模改修を控えている道庁赤れんが庁舎

 1888(明治21)年に完成した赤れんが庁舎[MAP↗は、復元工事から50年以上が経過し老朽化が進んでいるため、耐震化など大規模改修を実施する。規模は、れんが造、地下1地上2階、延べ5004m²。

 設計施工一括方式で発注し、高度技術提案型総合評価方式を採用。落札したコンソーシアムは耐震性向上の考え方や補強方法、周辺施設に配慮した環境対策などの項目で特に高い評価を得た。

 第4回定例道議会で承認を得た後、12月下旬に本契約を締結する見込み。完成は2023年3月を予定する。

 開札結果は以下の通り。(①評価値・小数点第3位以下略②入札額・税抜き)
 ▽清水建設・北海道日建設計・丸彦渡辺建設・高橋組(函館)コンソーシアム①3・7②41億5800万円▽竹中工務店・久米設計・岩田地崎建設コンソーシアム=落札①4・03②38億円▽大成建設・伊藤組土建・岩倉建設・ドーコンコンソーシアム①3・22②46億6800万円


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