JR北海道 本社隣接地に1.2万m²の業務用ビル新築

2019年10月09日 18時00分

 JR北海道(札幌市中央区北11条西15丁目1の1、島田修社長)は、法人所在地にある本社ビルの隣接地に業務ビル新築を計画している。札幌市の地区計画変更を経て、2021年度の着工、22年度の完成を見込んでいる。

業務ビルの建設予定地。現在は時間貸し駐車場となっている

 5日に桑園地区の住民説明会を開いた。新ビルは10階建てで、延べ1万2000m²の規模。建設地は本社ビルの北西隣接地[MAP↗]で、時間貸し駐車場としている約2470m²の社有地。用途地域は建ぺい率80%、容積率300%の近隣商業地域だ。

 札幌市の都市計画であるJR桑園駅周辺地区再開発地区のエリア内。休憩や憩いの場となる広場、天候や季節に左右されない屋根付きの歩行空間などを整備することで、容積率約450%の緩和を想定している。

 地区計画変更が必要なため、11月に札幌市都市計画審議会で学識経験者らに計画概要を説明する。都市計画案縦覧や都計審での審議を経て、20年3月に都市計画の決定・告示後に着工する見通しだ。

 


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