国稀酒造が「純米留萌ダム貯蔵酒」発売 魅力発信に期待

2019年10月18日 15時00分

留萌ダム貯蔵酒をPRする林社長

320本限定、軽快でまろやかなコク

 国稀酒造(本社・増毛)は、留萌ダム地下に半年間寝かせて熟成させた「純米留萌ダム貯蔵酒」をきょう18日から先着順で発売する。価格は1680円(税込み)、720㍉㍑サイズで320本限定。同社売店や留萌小売酒販組合加盟店の一部で取り扱うが、早期完売が予想される。

 「純米留萌ダム貯蔵酒」は、留萌振興局と留萌開建が協力して展開している留萌ダムを活用した地域振興策の一環で誕生。ダム地下内は冷涼で気温が安定していることから、国稀酒造が4月に原酒を貯蔵して熟成させ、9月に運び出した。

純米留萌ダム貯蔵酒

 原料米には酒造好適米「吟風」を100%使用。精米歩合は65%でアルコール度数が15・3度、日本酒度はプラス4。低温でゆっくり熟成させたことにより、軽快でまろやかなコクがあり、後味のすっきりとした飲み口となった。

 ネーミングについて林真二社長と野呂和秀常務は、「3案ノミネートされたが、どこで造られたのかすぐに分かるようにした」と話し、留萌管内の魅力を伝える日本酒になることを期待した。(留萌)


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