JV結成へ予備指名
北見市は、カーリングホール新築を主体、電気、機械の3分割で11月中旬にも指名競争で入札する。入札に参加する共同体結成に向け、各業種A等級を有する市内業者を対象に予備指名し、10月下旬に共同体を指名する見込み。11月下旬の着工、2020年9月の完成を目指す。
北見自治区には、初心者向け講習会や、地域の大会などを実施している河西建設カーリングホールがあるが、老朽化が進行。加えて、競技への注目度が高まったこともあり、新たなカーリング場整備を求める声が強くなっていた。市は、今回建設する施設を河西建設カーリングホールの後継として考えており、客席などは設けない。
建設地は柏陽町の北見ハイテクパーク[MAP↗]内で北見工大社会連携推進センターなどに隣接する市有地。敷地面積は5300m²。規模はS造、平屋、延べ1750m²。通年型で3シートを設ける。基本・実施設計は山下設計・清和設計共同体が担当した。
事業費は主体が5億5000万円、電気が1億2000万円、機械が2億6000万円と試算している。
3件の指名競争入札には、建築、電気、管の各業種A等級を持つ市内業者3―4社構成の共同体が参加する。主体は5共同体、電気は2―3共同体、機械は4共同体となる見通しだ。