古平町が役場庁舎を「道の駅」に改修 22年度に着工

2019年11月06日 07時00分

 古平町は観光交流センターの実施設計に着手した。役場新庁舎の建設に併せて、現庁舎の一部を道の駅としてリニューアルする計画。2020年2月末までに施設本体、外構、駐車場の整備概要や事業費などをまとめる。施工は新庁舎建設後の22年度となる見通しだ。

 役場庁舎、図書館、地域交流センター、地域防災センターの機能を備えた中心拠点誘導複合施設の新築に併せて、浜町40の4の現役場庁舎と文化会館周辺を都市再構築戦略事業で再整備する。

 計画では、現役場庁舎のうち旧法務局庁舎(211m²)、情報センター(132m²)を観光交流センターと特産物販売施設にリニューアルし、道の駅として申請する。19年2月にまとめた都市再生整備計画では、一部施設で新築を構想している。

 20―21年度で複合施設を整備するため、21年度に現庁舎解体の設計をし、22年度に一部解体と改修に取り掛かる予定だ。

 現役場庁舎のその他スペースと文化会館の跡地は、各種イベントが開催できる「ふるびら150年広場」として整備。既存施設や町有地の有効活用を図るとともに、道の駅との相乗効果による都市の求心力を高める。

 実施設計は、いずれも日本データーサービスが担当する。既存の石倉(132m²)については、実施設計で取り扱いを決める。

(北海道建設新聞2019年11月5日付9面より)


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