大雪山国立公園内の白雲岳避難小屋を20年度に建て替えへ

2019年11月13日 16時00分

 環境省北海道地方環境事務所上川自然保護官事務所は、2020年度に大雪山国立公園内にある白雲岳避難小屋の建て替えに着工する。老朽化が進んだ施設を解体し、同じ場所に同規模のものを新設する。19年度に基本・実施設計を進める。

20年度に建て替える白雲岳避難小屋(環境省提供)

 上川町内にある白雲岳避難小屋[MAP↗]は、W造、2階、述べ92m²で1976年に完成した。築40年以上が経過し、建物全体が傾くなど老朽化が進んでいる。また避難小屋周辺は標高が2000m程度あり、厳しい自然環境のため避難小屋で危険を周知し、適切な登山を推進する考えだ。

 19年度は基本・実施設計をアジア航測が税抜き460万円で落札。年度末まで進めて20年度の着工に備える。20年7―9月までの工期で施工する予定だ。

(北海道建設新聞2019年11月12日付8面より)


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