神の子池に駐車場とトイレを新設へ 清里町が20年度に

2019年11月21日 12時00分

売店設置も検討

 清里町は2020年度、景勝地である神の子池に駐車場とトイレを新設する考えだ。観光客らに、より長い時間自然景観を楽しんでもらうのが狙い。19年度は実施設計を進めており、20年度単年度で施工する見込みとなっている。

 神の子池は、摩周湖からの湧水により、青色に見える神秘的な池。希少なオショロコマも見ることができ、観光シーズンには国内外から多くの人が散策に訪れる。17年度には阿寒摩周国立公園に編入された。

 町は魅力を高めるため、観光協会や町民などで構成する委員会での議論を踏まえて18年度に整備基本計画を策定。より長い時間散策してもらえるよう新駐車場を整備し、老朽化したトイレを更新することを決めた。

 新駐車場とトイレは、既存駐車場[MAP↗]の600m北側に設け、50台分のスペースを確保する。このほか、水や記念品、虫よけスプレーなどを販売する売店の設置も検討している。


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