地元産のトドマツのツリーでクリスマス気分を演出―。宗谷総合局林務課は25日まで、稚内市内にある宗谷合同庁舎[MAP↗]1階の道民ギャラリーにトドマツ間伐材を活用したクリスマスツリーを展示している。午後3時半から同5時半までライトアップして来庁者を楽しませている。

点灯式では園児がツリーの前で歌を披露した
ツリーは高さ約4mで、市内で切り出したトドマツの間伐材を使用。市内の港保育所と白樺保育所の園児らが作成したシラカバのコースターを飾り付けた。コースターは園児らがクリスマスツリーやサンタクロースなど思い思いの絵を描き、ツリーを彩っている。
この展示は2003年から開始し、ことしで17回目を迎えた。2日に開いた点灯式では、宗谷総合局の朝倉浩司局長が訪れた約20人の園児たちに、「短い時間だけど、ツリーやイルミネーションなどで楽しい時間を過ごして」と呼び掛けた。
その後、園児らがツリーの前で歌を披露したほか、総合局職員が手品で園児らを楽しませた。最後にはサンタクロースとトナカイにふん装した職員からプレゼントを受け取り、クリスマス気分を堪能していた。(稚内)
(北海道建設新聞2019年12月6日付8面より)