2020年4月24日の民族共生象徴空間(ウポポイ)開業に向け、白老町などが各種記念イベントを企画している。20年1月13日には、町が白老コミュニティセンター[MAP↗]で開業100日前記念イベントを予定。古式舞踊の披露や北海道にゆかりのある著名人と町長とのトークセッションなどを盛り込んでいる。
このほど開いた戸田安彦町長の定例記者会見で、町の担当者が説明した。
町はロングランイベントも計画。企画内容は今後検討するが、4月から夏までの毎週末、食やアイヌの伝統文化披露など趣向を変えた多彩な催しを考えていて、年度内にプロポーザルでイベントを担う会社を決定する予定だ。
JR白老駅[MAP↗]では、開業に合わせてホームの延伸工事が進んでいる。現在は特急「すずらん」のみの停車だが、来春から特急「スーパー北斗」が停車できるようになる。
町によると、主催者や会場、内容などは関係機関と協議中だが、3月にも道やJR北海道、町によるオープニングセレモニーが企画されている。開催日はスーパー北斗の初停車日を検討している。
(北海道建設新聞2019年12月11日付9面より)