本道IR誘致へ今後も尽力 ハードロック・ジャパンが表明

2019年12月17日 12時00分

引き続き雪まつりに協賛 19年2月に大雪像を製作へ

 鈴木直道知事がカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致見送りを判断したことに関して、ハードロック・ジャパン(本社・東京)は13日、「今後も北海道へのIR誘致のために全力を尽くしたい」とするコメントを発表した。同時に、来年2月の「第71回さっぽろ雪まつり」に協賛し、前回に続いて大雪像を製作すると表明した。

 同社は、IR運営業者として参画を目指していた米ハードロック・インターナショナルの日本法人で、今春苫小牧市内に拠点を開設している。

 11月29日の見送り表明について「弊社としては大変残念」と述べた上で、IRについて道民の理解を得られるよう今後も活動すると強調。「道内外の関係各所とIR実現に向けたコミュニケーションをとっている」とした。

 道民に対して「あらためて誘致についてご検討いただき、北海道にとってふさわしいIRの実現を切望」していると結んだ。苫小牧の事務所存廃については触れなかった。

 一方、雪像についてはアイヌ民族の神話をモチーフにデザインし、高さ12m、横幅20m、奥行き15mを計画している。「ALL IS ONE ~世界のはじまり、アイヌ物語~」と題し、大通西4丁目会場に設置。イベント期間中、日没後には大雪像を使ったプロジェクションマッピングショーも催す予定だ。

(北海道建設新聞2019年12月16日付2面より)


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