学生・アマチュアカメラマンによる建築写真の出張撮影サービスを運営する家撮り部(本社・東京)は、札幌を中心に北海道でのサービスを開始した。工務店、リフォーム会社、リノベーション会社、不動産会社などを主なターゲットに展開する。

明るさやゆがみ補正で本格的な写真ができる

　家撮り部は建築や写真、インテリアデザインを学ぶ学生やアマチュアカメラマンが建築写真を撮影する出張撮影サービス。撮影対象は住宅、オフィス、店舗、リフォーム物件など。

　建築写真を撮ってみたいと考えている学生やアマチュアカメラマンたちは貴重な竣工の瞬間に立ち会う機会となる一方、工務店などは一定のクオリティーを担保しつつ、プロカメラマンよりも安価に完成品の撮影ができる。

　関東・関西・九州エリアで展開し、1月からニーズの高い北海道エリアに進出。昨年2月にサービスを開始したプロカメラマンによる建築写真撮影サービス「ふぉとり住む」と合わせて全国で1000件以上の撮影実績を持つ。

　今後はアライアンス事業として進めている大手住設メーカーの加盟店向けサービスを展開し、ふぉとり住むなどプロカメラマンの活動の場としてもサービスを発展させる狙いだ。

　現場まで写真を撮りに行き、加工作業なしで納品する「撮ったまんまコース」が1万円。レタッチ込みの「撮って加工コース」が1万9500円。リフォームやリノベーションの前後で撮影する「ビフォアーアフターコース」が3万5000円となっている(いずれも税抜き)。

(北海道建設新聞2020年1月16日付3面より)