中島公園駅周辺を4エリアに分け民間開発誘導へ 札幌市

2020年01月24日 09時00分

 札幌市は地下鉄中島公園駅[MAP↗]周辺地区について、土地の利用動向や地域資源を踏まえたまちづくりの方向性を4エリアに分けて設定し、民間開発を誘導する方針だ。大規模MICE開催の受け皿となる宿泊や観光機能強化で、新たな拠点を形成。容積率緩和などを図り誘導を目指す。

 中島公園北口では、市と札幌パークホテルが、2026年度開業に向け大規模MICE施設と国際ブランド「ヒルトン」ホテルの複合施設建設を計画する。

 観光、交流人口の増加を見据え、周辺では大規模な土地利用の変更や再開発が見込まれるため、中島公園駅を中心に徒歩5分圏内で、複合施設を核に1万人規模の大規模MICE開催が可能な新たな拠点形成を目指す。

 民間開発が中心のまちづくりとなるため、土地利用や地域資源に合わせ、4エリアに区分し方向性を設定。昨年4月に運用を開始した都心の開発誘導方針を使い、方向性に沿った開発や公共貢献を容積率緩和で誘導する。エリアの特性によってガイドラインで景観や空間に統一性を持たせる。

 都心の中心軸南端に当たる「①札幌駅前通」は現在、歓楽街の外れで店舗もまばらなため、沿道建築物の低層部に商業・交流機能を誘導し、目ぬき通に見合ったにぎわいと景観を創出。地区を横切る「②鴨々川沿い」は、既存の散策路など川沿い空間や緑を活用し、歩いて楽しめる空間を形成する。

 地区の玄関口「④中島公園北口周辺」は市が先導空間を整備。駅前通を公園に引き込み新たな車両動線を構築するほか、地区の顔となる空間づくりを目指す。

 MICE・ホテル複合施設そばの「③豊平川近接」は、施設と連携する機能や空間を誘導。豊平川の景観を望む高級宿泊施設などの立地を検討する。

 緑多い中島公園内には文化・芸術、歴史的施設が立地し、周辺はススキノに近く、宿泊施設も多い。近年は建物更新に合わせた土地売買、ホテルや複合施設建設など新たな土地利用の動きが活発化している。

(北海道建設新聞2020年1月23日付12面より)


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