つどーむやKitaraなど48施設対象
札幌市都市局建築部は2020年度予算案で、市有建築物の計画的修繕を図る保全推進費に、前年度当初比18.3%増の62億3400万円を計上した。対象は48施設。札幌コンサートホールKitaraやスポーツ交流施設つどーむなどの大型案件が全体を押し上げた。
工事の対象施設を見ると、札幌コンサートホールやスポーツ交流施設のほか、清田区体育館・清田温水プールの外部改修、電気・機械設備の更新など工事費10億円を超える大型工事を予定する。いずれも特定天井対策を合わせて施す計画だ。
一方、設計ではリフレサッポロ、円山陸上競技場、教育文化会館改修の実施設計に着手。リフレは20年度から2カ年かけて進める。
発注予定件数は工事が45.2%減の68件、金額は25.3%増の60億4500万円。委託は55.8%減の73件、57.5%減の1億8900万円と規模は減少した。
(北海道建設新聞2020年2月19日付12面より)
北海道建設新聞2020年2月19日付12面では、主な対象施設と整備概要の箇所付けを掲載しています。
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