AIカメラやドローン体験 斜里町でテレワークフェス

2020年02月27日 15時00分

 斜里町と一般社団法人知床スロウワークスは22日、斜里町産業会館でテレワークフェスティバルを開いた。町内でテレワークを実施している首都圏の企業が日頃の取り組みを紹介。町民約50人が、クマを認識するAIカメラやドローンの操作を体験しながらテレワークに対する理解を深めた。

参加者はテレワークへの関心を深めた

 同町でのテレワークは、豊かな自然の中で仕事ができることから、首都圏の企業から注目されている。

 IT企業のZooops Japan(本社・東京)は、獣害対策としてクマのAI認識システムを製作。カメラの前をクマが通過すると、クマかそれ以外の動物かを判別できるシステムで、参加者は興味深そうに担当者の説明に聞き入っていた。

 同じくIT企業のProp Tech plus(本社・東京)が設けたドローンの操作体験コーナーでは、子どもたちがUAVの操作を楽しんだ。

 馬場隆町長は「テレワークは気持ちのリフレッシュになる。多くの企業と多くの地元の人が触れ合うことで、関係人口の拡大につながっていくのでは」と話していた。

(北海道建設新聞2020年2月26日付13面より)


関連キーワード: オホーツク 働き方改革

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

  • オノデラ
  • 北海道水替事業協同組合
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (3,224)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,517)
交通体系整備を考える会、札幌外周高速道を構想
2023年06月20日 (1,432)
ヒトデ由来成分でカラス対策 建設業界に鳥類忌避塗料...
2019年06月28日 (1,379)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,362)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。