札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合は、再開発の事業スケジュールやコスト、品質管理などの発注者支援を担うコンストラクションマネジメント(CM)業務の委託者を日建設計コンストラクションマネジメントに決め、近く契約を結ぶ。資産評価業務は日本不動産研究所が指名競争で落札した。
CM業務は事業の各種管理や検証、調整を通じ、コスト抑制や円滑な業務推進を支援する内容。主に事業コンサルタントの日本設計が、策定支援を進める基本計画の検証や内容管理に取り組む。
複数者に提案書提出を依頼する指名型プロポーザルの結果、18日に100点満点中83・5点で最高点を獲得した日建設計CMを最優秀提案者に選定した。価格交渉などを進め、近く契約を結ぶ。履行期間は9月30日まで。
再開発の前後の概算評価を算定する資産評価業務は12日に開札し、日本不動産研究所が1回目、594万円(税抜き)で落札した。
5社指名で同社のほか、谷沢総合鑑定所、大和不動産鑑定が応札。総合不動産鑑定コンサルタント、再開発評価は辞退した。
(北海道建設新聞2020年03月03日付14面より)