釧路空港インター線新設の21年度事業化目指す 釧路建管

2020年03月05日 15時00分

 釧路建管は、仮称・釧路空港インター線新設の2021年度事業化を目指している。釧路空港の利便性を高めるため、道東道阿寒ICと釧路外環状線道路釧路西ICの中間地点に新たなICを追加する考え。事業期間は21―23年度、総事業費は11億円を見込んでいる。

 釧路空港インター線は、釧路空港と観光地へのアクセス向上、防災拠点間の新たなルート形成、高次医療施設までの搬送時間短縮などを目的に整備するもので、釧路市や近郊市町村の要望を受けて事業化を計画した。

 当初は19年度からの事業着手を予定していたが、用地取得に向けた交渉に時間がかかっているため、事業期間を2年ほど遅らせる。

 ICはダイヤモンド型を採用する見通し。整備延長は900m、総幅員は5・5mで、車道3・25mの両脇に1・5mと0・75mの路肩を設ける。釧路西ICから7・8㌔、阿寒ICから9・2㌔地点にある道道山花鶴丘線[MAP↗]上に新設する。

 事業採択となった場合、初年度は測量調査などを進める考えで、工事は盛り土などから取り掛かる。

(北海道建設新聞2020年3月4日付面より)


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