レストラン、カフェ設置

広々とした空間に恵庭の魅力が盛り込まれている
恵庭市内の36号沿いにある道と川の駅「花ロードえにわ」[MAP↗]が12日、リニューアルオープンした。市と運営事業者のデリシャスが改修。レストランに加え、気軽に飲食できるようカフェを設けたほか、24時間トイレを配置し利便性向上に努めている。装いを新たに恵庭の魅力を発信し、地域活性化を目指す。
南島松817の道と川の駅(RC一部W造、平屋、延べ948m²)は2006年7月に開業。隣接地では花の拠点整備が進んでいる。
18年度に花の拠点整備の一環で運営事業者を公募。レストランや温泉、ホテル事業などを展開するデリシャスに決めた。
リニューアルに当たり、市は約1億6000万円を充て24時間トイレや授乳室、照明部分を整備。デリシャスはレストランや休憩スペースなどを手掛けた。
施設内では、恵庭市の特産品カボチャを使ったお菓子や友好都市の静岡県藤枝市の商品、道の駅オリジナルグッズを販売。市内外の来場者が楽しめる仕掛けを盛り込む。
11日のオープン記念式典は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止したが、経済部花の拠点整備室花と緑観光課の小路弘樹課長は「空間を有効活用していて、改修前を知っている人は驚くと思う。オープンを機に利用者の増加を期待している」と話した。
(北海道建設新聞2020年3月13日付14面より)