札内スポーツセンターと農業者トレーニングセンターに
幕別町教育委員会は16日、町出身の五輪出場者を紹介するオリンピアンレガシー展示スペースを、札内スポーツセンター[MAP↗]と農業者トレーニングセンター[MAP↗]の2カ所に開設した。各選手の功績を語り継ぐために設置したもので、今後も世界に通用するアスリートが誕生してほしいとの願いも込められている。
町から輩出した8人の五輪選手のユニホームなどを展示し、その功績を紹介。平昌五輪でメダルを獲得した高木美帆、菜那姉妹のウエアや、陸上の福島千里選手の競技使用シューズなどを展示している。
展示スペース設営の委託者は公募型プロポーザルで募集し、ティワイネット(本社・帯広)を最優先候補者に選定。提案額通りの税抜き588万5000円で契約した。
同教委社会体育係の甲谷英司係長は「オリンピアンの功績を間近で感じることで町内の子どもたちが夢や目標を持つきっかけになれば」と話している。
(北海道建設新聞2020年3月18日付9面より)