不動産開発などを展開するコロンビアワークス(東京都渋谷区渋谷3丁目28の15、中内準社長)が、札幌市中央区で計画しているホテルの新築規模が分かった。S造、地下1地上18階、延べ7488㎡で、今後施工業者を決める。5月に着工し、2021年12月の完成を目指すが、新型コロナウイルス感染拡大の影響などでスケジュールを見直す可能性がある。
建設地は札幌市中央区南1条西7丁目1の23の敷地810㎡。設計はスタイレックスが担う。
コロンビアワークスが札幌市内で開発するホテルとしては3棟目。周辺ではアルファコートが南2条西7丁目と南1条西6丁目で各1棟、JR西日本不動産開発が南2条西7丁目で1棟、穴吹興産が南1条西7丁目で1棟を展開するなどホテル投資が過熱している。
しかし、今回のホテル新築についてコロンビアワークスの担当者は、新型コロナウイルス感染拡大などの影響から「スケジュールなどが変更となる可能性がある」と危機感を募らせる。
今後の状況によっては道内のホテル開発が停滞する恐れもある。
(北海道建設新聞2020年03月31日付2面より)