清水建設で着工 WELL認証「プラチナ」取得目指す
電子請求や電子決済を手掛けるウェルネット(東京都千代田区幸町1丁目1の7、宮沢一洋社長)の新たな札幌オフィスビルが着工した。働き手の環境と健康に特化したオフィスの評価指標となるWELL認証で最高ランクの「プラチナ」取得を目指す。設計は北海道日建設計、施工は主体、設備一括で清水建設が担当する。
札幌事業所社屋(厚別区下野幌テクノパーク1丁目)を利便性の良い市内中心部に移すことで、IT人材確保の強化につなげる。
S造、3階、3684m²の規模。新オフィスは、健康や快適性の観点から建物・室内環境を評価するWELL認証の取得を目指している。空気、水、栄養、光、フィットネス、快適性、心の7カテゴリー、必須40項目と加点60項目の100項目で建物・室内環境を評価。今回は必須項目を全て満たし、加点項目の80%を超えたプラチナが目標だ。
建設地は札幌市中央区大通東9丁目11の21の敷地5484m²[有料会員専用MAP↗]。
ウェルネットの宮沢社長は「ITは人材が大きな財産。WELL認証を取得すれば道内で初となる。外観だけでなく、オフィスで働く人の環境もしっかり考える会社を目指したい」と話している。
(北海道建設新聞2020年4月14日付2面より)
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